機能不全家族で育った私が、子育てで苦しくなる理由|「いいお母さん」になろうと頑張るほど苦しくなるあなたへ

子どものことは大切。

誰よりも幸せになってほしい。

そう思っているのに、思うように子育てができない。

イライラしてしまう。
優しくできない。
子どもの言葉に必要以上に傷ついてしまう。

そして夜になると、

「私は母親失格なのかもしれない」

と自分を責めてしまう。

もしあなたがそんな毎日を過ごしているなら、その苦しさはあなたの性格ではないかもしれません。

実は、機能不全家族で育った経験が、今の子育てに大きく影響していることがあります。

機能不全家族で育つと、子育てが苦しくなりやすい理由

機能不全家族とは、家族としての役割が十分に機能せず、安心して気持ちを表現できない環境で育った状態をいいます。

例えば、

・親の機嫌をいつも気にしていた

・甘えたくても甘えられなかった

・「いい子」でいないと愛されないと感じていた

・失敗すると強く責められた

・自分の気持ちより親を優先していた

そんな環境で育つと、子どもは「ありのままの自分では愛されない」と思い込みやすくなります。

大人になっても、その心のパターンは無意識に残り続けます。

湧きあがる感情は、過去の記憶が反応している

子どもが言うことを聞かない。

反抗する。

学校へ行けない。

そんな出来事が起きたとき、必要以上に苦しくなることがあります。

それは今起きている出来事だけが原因ではありません。

幼い頃に感じた、

「認めてもらえなかった」
「否定された」
「安心できなかった」

そんな過去の記憶や感情が重なって反応していることがあります。

だから、頭では「怒りたくない」と思っていても、感情が先に動いてしまうのです。

その感情は、本当のあなたではありません

子どもにイライラしてしまうあなた自身が悪いのではありません。

反応しているのは、長い年月をかけて積み重なった心の傷なのです。

だから、「こんなお母さんだからダメなんだ」と責める必要はありません。

子どもを変えようとする前に、お母さんの心が安心を取り戻すこと

子どもの問題を何とかしたい。

そう思うのは自然なことです。

でも、お母さん自身の心が苦しいままでは、子どもの変化を受け止める余裕を持つことが難しくなります。

逆に、お母さんが本来の自分らしさを取り戻していくと、家庭の空気が少しずつ変わり始めることがあります。

子どもを無理に変えるのではなく、お母さん自身が安心できる心を育てること。

それが、親子の関係を変える第一歩になることも少なくありません。

あなたは「母親失格」ではありません

子どもを愛しているからこそ苦しい。

どうにかしたいと思っているからこそ、自分を責めてしまう。

でも、その苦しさは、あなたの本質ではありません。

あなたの一番の心の奥には、今も変わらず温かく、子どもを大切に思う「本当の自分」があります。

その本当の自分に出会うことで、子育ての苦しさは少しずつ変わっていきます。

もし今、一人で抱え込んでいるなら、一度その苦しさを話してみませんか。

子どもを変えるためではなく、お母さん自身が安心して笑える毎日を取り戻すために。

その一歩が、親子の未来を変えるきっかけになるかもしれません。

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